ニューヨークの恋人

ニューヨークにいる恋人と、将来アメリカで暮らすために奮闘中。

渡米するためのビザの種類<J1ビザ>

J1ビザについて

アメリカでワーホリに代わる手段として、一番最初に候補に挙がったのがJ1ビザです。

J1ビザとは、アメリカと日本の交換交流を目的としたビザです。J1ビザは比較的取得が容易で、しかも短期間に取得できるのが特長です。J1ビザは、有給インターンシップとして、企業からお給料が支給されるので、ワーホリのようにホリデーの一環ではなく、ビジネス目的での渡米となり、アメリカでの実生活を積みながら長期滞在することが可能です。

以下のサイトで、J1ビザについて非常にわかりやすくまとめられています。

アメリカで働く | アメリカ求人・ビザ・インターンシップ情報サイト

準備期間

J1ビザの渡航準備期間は約半年ほどかかります。出国したい時期の6か月前くらいからビザサポートのエージェントに登録し、出国に向けて準備します。おおよその準備期間の内訳はこのような感じです。

  • 企業のエントリー、選考・・・1~2か月
  • ビザ手続き・・・2~3か月

ここ2年ほどはコロナウイルスの関係で、ビザや渡航の手続きがスムーズに行えない期間が長くあったようです。私が問い合わせたエージェントに関しては以下の記事で詳しくまとめています。

pkmnblacky.hatenablog.com

費用

渡航準備~プログラム開始の予算

いくつかのエージェントに問い合わせた結果、渡航費・エージェント費用(企業検索、面接、ビザ・保険手続きの補助など)を合わせると、予算相場は150万円程度のようです。内訳としては以下の通りです。

  • 渡航費(トランジット有・往復)・・・約15万円
  • エージェント費用・・・約70万円
  • 大使館での面接予約代・・・約1.6万円
  • +その他(到着後の短期滞在先宿泊費、現地交通費や車の手配など)

アメリカのどこでプログラムに参加するかで、渡航費や車の有無には違いが出ると思います。エージェントに費用を支払うタイミングは渡航する半年前になるので、エージェント登録時に100~150万円あれば、出国直前まで日本で就労して稼いだ残りの金額は、アメリカ生活の予備費や帰国後の予算として取っておくことができます。

プログラム期間中の予算

企業から支払われるお給料は基本的に現地の最低賃金程度であり、あまりぜいたくな生活はできないようですが、ほとんどのプログラム参加者はこの給料内で現地生活費を賄っています。

ニューヨークの場合は月$2000(約20万円)程度になるようです。(しかし現在の私の月収より高い・・・)

私がよく参考にさせていただいているsallietanさんのブログで、ニューヨークでの生活費と内訳をご紹介されています。sallietan.hatenablog.com

立地にもよるとは思いますが、Queens在住の彼氏の家賃は倍以上といっていたので、個人的には家賃がかなり安く感じました。しかしそれを差し引いても月$1183はやりくり上手すぎる・・・!

J1ビザのメリット・デメリット

J1ビザのプログラムは、低コストでアメリカ長期留学を目指すのであれば非常におすすめです!しかしプログラム終了後のアメリカでの生活を目指す私には、デメリットもありました。

メリット
  • 収入を得ながら1年~1年半という長期間生活することができる。
  • アメリカの企業での就労を経験することができ、アメリカでの就職に活用できる
  • 語学留学よりも生のビジネス英語に触れることができ、日本での就職にも役立てることができる。
  • ビザの承認が比較的得やすい。
デメリット
  • 12か月か18か月のプログラム終了後、必ず帰国しなければならない。
  • 就職先が学歴や職歴に関連する業種に限られる。(教育業はJ1不可)
  • 結婚するためには、プログラム終了後日本に帰国してから再度婚約ビザを取り直さなければならなく、時間とお金がかかる。

例えば語学留学を同じ期間行おうとすると、どうしても数百万円の学費がかかることに加え、アルバイトをすることができないので生活費も貯金を切り崩しながらになってしまいます。その点J1プログラムは渡航さえしてしまえば一定の収入を得ることができるので、彼と同棲しながら生活するにも、ある程度の生活費を自分で出すことができます。さらに世界経済の中心であるニューヨークにて就労経験を積めるということで、万が一日本で再就職することになっても履歴書にも空白はなく、有利に働くでしょう。

そして1年~1年半という期間は、ともに過ごした時間が短い私たちがお互いを知り、関係を深め合い、将来を見据えるにはちょうど良い期間だと思います。

 

しかしJ1ビザはビジネススキルを学ぶためのプログラムなので、特に業種が経験のある業種や学位に関連のあるものに限られるという点が課題です。私のいる塾業界は日本特有の業界であることに加え、J1ビザに教育業界は含まれないため前職の旅行会社の経歴のほうが有効になってしまうのです。しかしJ1の場合日系の旅行会社の募集が多いようで、前職を傷病退職した私にはどうしても就業に不安があります。

そして何より、結婚まで見据えると時間とお金がかかること!渡米準備→J1→帰国→婚約・再渡米となるとどうしても3年近くかかってしまいます。さらにJ1中は彼と同棲する予定なので、一時帰国している間は世界一高いニューヨークの家賃コストは彼に降りかかってしまいます。

まとめ

J1ビザはアメリカへの社会人留学を目指す方には大変おすすめです!私も彼とのことがなければJ1ビザを迷わず選択したと思います。しかし私の場合様々なことを考慮するとどうしてもすぐに決めることができずにいるのが現状で、遅くとも夏までにはどうするのか決めようと思っています。次回の記事にて各J1ビザエージェントのオンライン面談での意見をまとめたいと思います。

 

私たちのTIMELINE

2021.2 SNS『Clubhouse』にてNY在住の彼と出会う。

2021.5 彼と恋人になる。

2021.8 初めて彼と会い1週間を共に過ごす。

2021.9 家賃を節約するため友人とルームシェア。渡米手段の情報集め。

2021.10.24 初めてのTOEIC

2021.10~11 J1ビザ、F1ビザについて複数のエージェントとオンライン面談。

2021.12 コロナが収束しチケットが高騰する前に来年GWのフライトを予約。

2022.02 ドイツ経由のフライトが欠航。エアカナダで再予約。