ニューヨークの恋人

ニューヨークにいる恋人と、将来アメリカで暮らすために奮闘中。

渡米するためのビザの種類<F1ビザ>

F1ビザについて

F1ビザはいわゆる学生ビザです。フルタイム(週18時間以上の授業時間数)の授業を受ける人はF-1ビザの申請が必要になります。

F1ビザの渡航者は留学期間が3か月を超えると、留学中に現地のアメリカ人と結婚することが可能です。その場合F1ビザ有効期間中に結婚し、そのままグリーンカード(永住権)を請求する流れとなります。

F1ビザで留学すると、学生として英語や興味のある分野を勉強しつつ、NYで彼と生活を送りながら結婚について考えることができます。さらにJ1ビザと違って、結婚することになっても一時帰国する必要がないのは、私たちにとってとても魅力的です!

ただし在学中は基本的に就労することができず収入がないため、基本的に貯金を切り崩しながらの生活となります。

留学先の選択肢

一言に留学と言っても、進学する学校の選択肢は多岐にわたります。私の場合、候補に挙がる選択肢は以下の通りです。

  1. 語学学校
  2. ビジネス学校
  3. コミュニティカレッジ(コミカレ)
  4. 大学院進学(MBA
  5. 大学編入(第二学士取得)

また、NYの学校選びでは以下のHPがおすすめです。

www.ny-ryugaku.com

語学学校

語学学校は言語の勉強をする場所ですので、基本的に誰でも入学することができ、入学のハードルは最も低いと言えます。学校の種類は大きく分けて、私立大学付属の語学学校ESLEnglish as a Second Languageがあります。

私立の語学学校はレベルや就学期間、予算の選択肢が幅広く、留学プランを自在にアレンジすることができます。

ESLは大学進学前に語学力に不安のある留学生が多く就学し、ESLでの単位をそのまま大学進学時などに利用することができる場合が多いです。また、世界中の英語を母語としない学生たちが集まって勉強する環境であるため、国際交流の場としても大きな役割を果たします。大学に付属・提携している場合が多いです。

 

ビジネス留学

社会人留学の場合現れる選択肢の一つに、アメリカにあるビジネス専門学校にビジネス留学する手段があります。この場合学校で勉強することはビジネススキル・マナーから経営・会計・マーケティングなどが中心になり、もちろん授業は英語で行われます。そのため入学条件の中にTOEFLなどの語学力を求める学校も多いです。

留学生の受け入れをしている学校も多く、自分の英語レベルに合ったプログラムがあるかどうかはチェックしたほうがいいでしょう。ここでの学習は学位に認定されませんので、リクルートで履歴書(レジュメ)に記入した際武器にするには少し弱いかもしれません。

語学学校では物足りない人や、将来海外でビジネスを考えている人のファーストステップとしておすすめです。

コミュニティカレッジ(コミカレ)

コミュニティカレッジは日本でいうところの短大や専門学校に似ており、就学期間は2年間です。地域で就職を目指す人に幅広く提供されている学校で、学生層も高校卒業したての若者から手に職を付けたい主婦、留学生など様々です。コミカレ卒業後は4年制大学に3年次編入することもできます。

コミカレの魅力は何と言っても費用の安さプログラムの豊富さです。4年制大学は学費だけでも年間数百万円以上かかるところが、コミカレだと年間100万円程度に抑えることができます。プログラムに関しては経済、法律、会計など4年制大学での学問に繋げられそうなものから、料理、演劇、デザインなど専門的なものまで幅広く学ぶことができます。

4年制大学に比べると入学に必要な条件も高くはないので、高校卒業後コミカレに進学すると、コミカレ卒業→日or米4年制大学編入or就職と、自由に進路を選ぶことができます。

大学院進学(MBA

選択肢の中で最もハードルが高いのが大学院に進学してMBAを取得することです。MBAとはMaster of Business Administrationの略で、経営学修士号を指します。アメリカの大学院に進学するのに必要なものは以下のようなものがあります。

  • 大学の先生などからの推薦書
  • 英語力の証明書(TOFL、IELTSなど)
  • 大学在学時の成績(GPA)
  • エッセイ

私は教育業に携わっていることに加え、彼も大学院生であることもあり、大学院進学への関心は高いです。さらに、私の最終目標はアメリカで就職し、自分の給料で生きていけるようになることなので、MBAの取得はリクルートの際大いに役立ちます。

しかし進学のためには高い英語力が必要で、当たり前ですが進学後は授業、レポート、ディスカッションなど、すべてが英語で行われます。さらに学部生時代のGPAも高いスコアが求められます。私はGPAに関しては日本では奨学金などの申請に必要なものだと認識していたため、ぶっちゃけ在学中はあまり意識したことがなくスコアも平均程度しかありません。正直私がこの道をいきなり目指すにはかなり厳しいでしょう…。

大学編入(第二学士取得)

4年制大学を卒業している私には、日本で取得した単位のうち一般教養の単位をアメリカでの単位に認定してもらい、アメリカの大学に編入するという選択肢もあります。その際は日本で学んだことと異なる分野を専攻し、第二学士として学位を修めることができます。この場合も、ある程度のGPAと英語力が求められるようですが、現段階では情報量が不足しているため、改めて留学エージェントやカウンセラーに大学のGPAやシラバスを持って相談する必要がありそうです。

F1ビザのメリット・デメリット

メリット
  • 同棲しながらアメリカで英語や、学問を修めることができる。
  • 一旦日本に帰ることなく在学中に結婚することができる。
  • 予算・英語レベルに合わせた進路・留学期間の選択ができる。
  • アメリカの学校を卒業したことをレジュメでアピールできる。

 

デメリット
  • 学費が高額
  • 在学中は基本的にアルバイトできず収入がない(学内バイトは可)
  • 学位をとるためには高い英語力とGPAが必要

 

まとめ

学生ビザで留学すると言っても、多種多様の選択肢がありますよね。まさか大学卒業後4・5年経って、当時の成績に悩まされる日が来るとは…💦

ということで、私は現在も自分のレベル・予算、そして目的に合った学校を探しています。次回は、留学エージェントのカウンセリングで提案された留学プランをご紹介したいと思います。