国際結婚するための4つの手段
前回の婚約報告からしばらく日が空いてしまいました。あれから私たちは結婚と私のアメリカへの渡航を目標として情報を集め、国際結婚・移民をするための手段を弁護士に相談しました。
前回の内容を振り返ると、移民弁護士の提案は以下の4パターンです。
- K-1(婚約者ビザ)で渡米→アメリカで結婚→永住権申請
- 日本で結婚→永住権申請&CR-1(配偶者ビザ)で渡米
- ESTA以外のビザ(F1など)で渡米→入国後3か月すぎてアメリカで結婚→永住権申請
- ESTAで渡米→90日経過後もオーバーステイ→アメリカで結婚→さらに60~90日待ち永住権申請
結論から言うと、私たちが選択したのは2番目のCR-1(配偶者ビザ)です。それぞれのビザの特徴は以下の通り。
K1ビザ(結婚ビザ、フィアンセビザ)
婚約が決まった時点ではこのビザで渡航する案が最有力でした。この場合は場合手続き開始から半年ほどで渡航でき、そこから3か月以内にアメリカで結婚することができます。しかし結婚後、就労許可(実質グリーンカード)が取れるまで時間がかかることや、アメリカ入国後GCが落ち着くまでは国外に出るのが難しいことがネックになり、泣く泣く断念しました。
CR-1ビザ
私たちが選んだこのビザは、アメリカ国外で結婚した後アメリカに配偶者を呼ぶためのビザです。K-1ビザとしばしば比較されるようですが、CR-1はビザ申請の際に同時にグリーンカードの申請を行うことができるため、アメリカ入国後すぐ働くことができます。またビザの申請にかかるコストもK-1と比べると少し安くなるようです。
ただしビザの申請にかなり時間がかかるようで、2022年5月時点ではビザの承認まででも10.5ヵ月かかり、実際に渡航するまでは1年以上かかる見通しのようです。
ESTA以外のビザで渡航
私の選択肢としてはFビザなどで語学学校や大学に留学し、留学中に結婚してそのまま永住権の申請に移る…という形になります。留学準備さえできたらすぐにでも渡米できること、渡米後早速勉強ができることが魅力ですが、以前の記事でも書いた通りFビザは基本的に就労することができません。安くない学費の支払いに加えて無収入の中生活を送るのはあまりに難しいと判断し、これも候補から外れました。
ESTAで渡航しオーバーステイ
これは私たちも予想をしていなかった選択肢で、まさか弁護士から提案されるとは…!と思ったのですが、旅行中に運命の人と出会っちゃった!ESTA期限切れちゃったけど結婚します!何とかしてGC申請するぞ☆というプランです。結婚までのコストは断トツ低いですが、その後不法移民として滞在するリスクややはりGC入手まで就労できないことなど、いろいろと不安要素が多く怖いのでNGということになりました。
移民弁護士との契約
やはり弁護士に相談することで、自分たちでは気づけない選択肢や情報を得ることができると改めて感じました。彼との相談の結果、メールや電話で問い合わせた中で一番対応が丁寧だったカリフォルニア在住の弁護士事務所と契約することになりました。
現在結婚に向けてビザ手続きも少しずつ進行中ですが、すでに契約しておいてよかったと感じることがたくさんあるので、また記事にしてまとめようと思います。
私たちのTIMELINE
2021.02 SNS『Clubhouse』にてNY在住の彼と出会う。
2021.05 彼と恋人になる。
2021.08 初めて彼と会い1週間を共に過ごす。
2021.09 家賃を節約するため友人とルームシェア。渡米手段の情報集め。
2021.10.24 初めてのTOEIC。
2021.10~11 J1ビザ、F1ビザについて複数のエージェントとオンライン面談。
2021.12 コロナが収束しチケットが高騰する前に来年GWのフライトを予約。
2022.04.24 2回目のTOEIC
2022.04.28 ESTAにて渡米
2022.05.2 婚約
2022.05.25 移民弁護士と契約 ←NEW
2022.08 入籍&ビザ申請開始予定