ニューヨークの恋人

ニューヨークにいる恋人と、将来アメリカで暮らすために奮闘中。

国際遠距離恋愛の私たちの1日

国際遠距離恋愛のコミュニケーションとライフサイクル

NYと日本の時差は14時間(サマータイム期間は13時間)。日本の朝9時はアメリカの前日夜7時にあたります。正直お互いが普通の社会人生活を送っていたら、すれ違いも多く遠距離恋愛はかなり厳しいものになったと思います。

しかし私は塾で働いているため、弊社の定時はAM01:30~PM10:00。さらに、彼も大学院生ということであまり時間に縛られないライフサイクルで生活しています。

今日は私たちの国際遠距離恋愛のコミュニケーション方法とライフサイクルをお伝えしようと思います。

電話は基本的にFaceTimeかmessenger

iPhoneにはFaceTimeという通話アプリが搭載されています。音質も画質も高いので、私たちはこのアプリでビデオ通話をすることが多いです。ただしデータ通信量がかなり大きいので、あまり長電話をすると外出先や自宅のWi-Fiのよっては通信制限になってしまうことも…。そんな時はFacebookのチャット・トークアプリの『messenger』を使用しています。こちらはクオリティはLINE通話に近いですが、LINEより比較的通信が安定しています。海外ではかなりメジャーなようですね。スクリーンをシェアしたり、一緒にFacebookに投稿されたムービーを視聴することもできます。

とある平日の過ごし方

日本AM11:00、ニューヨークPM9:00

私は基本的にこの時間に起きます(笑)彼はだいたいこの時間に大学から家に帰りつき、私にモーニングコールをしてくれます。彼の試験前などはこの時間も大学に残っていることもあり、家か大学から今日あったことを話してくれます。私は彼の話を聞きながらごはんを食べたりメイクをしたりして、PM01:00前に家を出ます。

日本PM10:00、ニューヨークAM08:00

定時きっかりに仕事を終えて、彼にモーニングコールをします。先に起きた彼から電話が来ることや、電話しても起きないこともありますが、とりあえず電話してから帰りの電車に乗ります。

日本PM11:00、ニューヨークAM09:00

家につく頃には彼も目が覚め始めるので再度電話します。お互い晩ごはん&朝ごはんを食べながら今日の仕事の話をしたり、Clubhouseの話をしたりします。

日本AM04:00、ニューヨークPM02:00

私はこれくらいの時間に就寝します。彼がちょうど遅めのランチを取る時間なので、彼のランチ中に電話しながら私が寝落ちてしまうことが多いです。

休日編

ニューヨークは土曜日、日本が日曜日で二人とも予定がない日はどちらかが夜更かししてオンラインデートをします。どうしてもインドアにはなってしまうのですが、お料理やゲーム、Netflix、最近はバーチャル博物館などもありますね。

ボードゲームアリーナという、アプリのインストール不要で世界各地のボードゲームをプレイできるサイトもあるので、リンクを貼っておきます。

ja.boardgamearena.com

 

 

仕事が夜型なおかげで十分なコミュニケーションが取れている

現代はインターネットを利用して様々な手段で彼とコミュニケーションをとることができます。とはいえ、一般的な学校やお仕事をされている人だとどうしてもどちらかが無理をしなければコミュニケーションをとる時間は作れないかもしれません。

偶然にも私はClubhouseも深夜~朝、ニューヨークの日中に利用していましたので、彼と出会ってからも時差に不自由を感じることはあまりありませんでした。私たちは空いている時間があれば何時間でもビデオ通話をしているので、バーチャル同棲と呼んだりしています(笑)もしも同じ国で出会っていたら、逆に今のように頻繁にテキストや電話をすることはなかったかもしれませんね。

トークアプリで出会ったので、お互いが毎日連絡おしゃべりすることが苦ではないことと、彼が毎日マメに連絡してくれるタイプということに助けられ、会えないさみしさは半分です!

 

とりあえずTOEICを受けてみる

かねてより私は「結婚する気のない人と恋愛はしない」と公言していたこともあり、早い段階から将来のことは少しずつ相談していました。ゴールの見えない遠距離恋愛は辛いですから、相談し合える関係だったことは幸いでした。しかしお互い結婚を視野に入れているとはいえ、タイムラインにもある通り私たちが初めて会えたのは数か月後の夏休み。それまでなにから取り掛かったらいいかもわからなかったため、とりあえず自分の塾にある教材などを使いつつなんとなく英語の勉強を始めました。

とりあえず勉強しようと思ってTOEIC初チャレンジ

持っている資格は高1の時に取った英検準二級のみ。大学や仕事で英文法自体は触れ続けていたため英語力自体は劣化していなかったと思うのですが、そもそも英語自体得意ではなかったため、ひとまずTOEICなるものを受けてみようと思い、夏期講習が終わって仕事が落ち着く10月に初めてTOEIC(L&R)を受験しました。仕事もしつつ、安くない受験料(2021年10月より価格改定が入りなんと7810円!)を支払って検定試験を受けるなどこれまでの自堕落な自分からは想像もできない成長です(笑)

初めてのTOEIC勉強で使ったおすすめ教材

使っていた教材で、個人的によかったものをリストアップしておきます。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEICで頻出のビジネス単語を簡潔にまとめてあります。以前は『システム英単語』を使用していましたが、こちらのほうがより実用的な単語が集められており、TOEIC受験以外に、海外でのインターンを考えている人にもおすすめです。レベル的には目標400点~800点程度を目指す人向けに感じます。

私は通勤時間などに最初のレベルを1周して、即答できなかったところに付箋を貼り、2周目以降は付箋のみ練習→3回即答できたら付箋を引っ込める(はがさない)という練習をしました。一度覚えた単語も付箋をはがさず取っておくことで、後々復習する際付箋を引っ込めた単語も「やっぱり忘れてる!」となって改めて貼りなおすことができました。

はじめてのtoeic L&Rテスト 全パート総合対策

私は今回が初めてのTOEIC受験だったので、このテキストでTOEIC全体の問題構成と時間配分を学びました。1日1Partずつ、問題の構成や時間内に回答するためのポイントを学び、最後に小問練習を行いました。1冊でリスニングもリーディングも練習できることと、問題量に無理がないこと、付録に頻出単語・熟語の小冊子がついていることが大きなポイントです。ただし、リスニングはCDかアプリ(abceed analytics)で行うのですが、アプリの不具合?で一部再生できないものがあったのが残念でした。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 7

TOEICの世界にはなんと、センター試験と違い過去問がありません!なので模擬問題集を購入するしかないのですが、L&R全400問フルバージョンを時間を測って演習することができるのはこの教材が一番おすすめ。今はNo8まで出版されているようですね。しかし、1冊3300円と少々高額なうえ、2回分しか収録されていないため、使用するタイミングは気を付けたほうがいいでしょう。私は試験1週間前に1回、試験前日に1回行いました。

TOEIC勉強で使ったおすすめアプリ

英単語HAMARU

英単語の反射神経を鍛えるためには1番おすすめです。一般的な英単語学習アプリと違い、英単語が同時に2つ出てきて読み上げられ、短い制限時間内に解答を選択するという形式です。次々と単語が襲い掛かってくるため、目より先に耳で単語を認識することがでるようになります。また次のレベルに進むためのテストは無課金の場合1日1回しか受けられないため、しっかり習得できるまで何度も復習させられて、毎日こつこつ続けやすくてお気に入りです。

mikan

こちらも単語アプリです。TOEICの目標点100点刻みで教材が分かれており、単語数が膨大であることと、4択式の出題パターンに加えて、最近フラッシュカード方式も採用されました。パッと単語を見て意味が分かるorわからないに分類し、短時間でたくさんの英単語に触れるという形式です。私はフラッシュ形式は覚えたかどうか分かり辛く感じ苦手だったのですが、量をこなしたい人にはおすすめかもしれません。『英単語HAMARU』と重複する単語も多いため、私はHAMARUで取りこぼした単語を補完するために使用しています。 

SANTA TOEIC

こちらはTOEICの問題演習と解説を各パートごとに行ってくれるAIアプリです。無課金だとPart2とPart5のみ一日10問ずつ演習できるのですが、回答結果から自分の苦手な文法やなまり(男性・女性・英米豪)を分析して、復習するべき演習問題を選出してくれます。そして何よりおすすめなのは各Partの成績がA~Eで分析されることと、実際のTOEICでの予想得点を誤差±20点の精度で出してくれることです!ただし解説で使用される文法用語が難しく少々わかりにくいため、目標点が500点以上、または高1レベルの英文法くらいは理解している方に向いていると思います。

目標点と得点予測、実際の得点

私はどこかのサイトで、J1ビザ(アメリカで1年~1年半の有給インターンを行うビザ)の面接を受ける際の英語力の目安として650点~700点という情報を目にしたので、とりあえずTOEIC自分の目標点を650点に設定しました。

公式問題集を解いて驚いたのは、予想得点の幅広さです!公式問題集での得点予測は1回目が500~600弱、2回目が450~580程度という結果でした。まさかフルタイムで演習をしたのに、得点予測の幅が100点もあるなんて…!しかも2回目の受験のほうが下がってる💦

さらに最悪なことに、満を持して受験した初めてのTOEICの結果はなんと500点程度!!得点予測の中でもかなり低い点数が出てしまいました。当日の手ごたえは悪くなかったと感じていたのでとても悔しくて、しばらく落ち込みました。しかし私の目標点はあくまでアメリカに行くまでに取りたい目標点。なんなら、初めての受験でこの点数なのだから、あとは点数UPする未来しかないじゃないか!と自分に言い聞かせています(笑)ということで、次回の受験の際は必ずやまずは500点台後半を目指して勉強します!次回は仕事の繁忙期が終わってから、4月末の予定です。

 

国際遠距離恋愛の私たちの出会いとデート

国際恋愛というと、旅先のバーで出会ったり、留学先の学校のクラスで出会ったりと、どちらかの国で出会うことが多いイメージですよね。しかし私たちの場合、初めての出会いはとあるSNSでした。

 

出会い

去年の今頃、『Clubhouse』というアプリが瞬間的に流行したのをご存知でしょうか?「音声でしゃべるTwitter」などと表現されることもあるアプリで、様々なスレッドがある中で興味のあるルームに入るといろいろなユーザーの会話を聴くことができ、挙手をすると自分も会話に参加することもできるという掲示板のようなフリートークSNSです。

当時は完全招待制、しかも海外アプリのため英語のみという若干ハードルの高いアプリでしたが、同時にコロナの第二波だか三波だかの影響で広範囲で緊急事態宣言、外出自粛が求められる環境だったので、会ったことのない人世界中の人と雑談できるこのアプリはいわば最強の暇つぶしとして(笑)一世を風靡しました。

彼とはそのアプリを使って、とある雑談ルームで知り合いました。はじめは海外の大学で勉強しているめっちゃすごい人だと思って遠い存在だと思っていましたが、よくよく聞いてみると同じ年齢で趣味も合い、ルーム内の仲良しグループなど少人数で話したりしていくうちにだんだんお互いのことが気になる関係に発展していきました。

最初の試練

なんとなくお互いに好意を持ってるなー…ということはわかっていたのですが、そこから恋愛に発展するのかというとそうもいきません。なんてったって会ったことがないんですから…!

さらに私たちの場合は大きな問題として国という壁がありました。彼のことは好きでしたし、恋人関係になりたかったですが、仮に付き合えたとして相手は国際遠距離恋愛ができるのか?そもそも付き合えたとして、その先デートしたり結婚したり、何をするにも国境を越えなければいけない。果たして相手がそのような恋愛を望むのか…?ということが全く分かりませんでした。

とりあえずお話しできるだけでも幸せだ…!と自分に言い聞かせながら、毎日のようにClubhouseにログインして彼の姿を追い求める日々でした。

 

オンラインデート

去年のGWごろに彼を含むClubhouseの仲良しグループで、Zoomを使用してオンラインオフ会を企画して、そこで初めて私たちは顔を合わせました。以前からアイコンなどで写真は見せ合っていましたが、実際お互いの表情を見ながらお話しすると、アプリでおしゃべりする以上に相手のことを知ることができどきどきしました(笑)

オフ会をきっかけに一気に距離が近づいた私たちは、それ以降個人的に電話やビデオ通話をするようになりました。当時私たちが行っていたオンラインデートは以下の通りです。

特にNetflixでの映画鑑賞は、洋画を一緒に観て「今のシーン英語だとあんな言い回ししてたねー!」とか、「日本語字幕だとこういう風に表現されてたね」「アメリカではこんな文化があるんだよ」など、私たちならではの楽しみ方ができました。

一番思い出深かった映画は、彼がお気に入りの映画ということで観た『Holyday』というラブロマンスです。なんとこの映画は、イギリス人とアメリカ人の女性が失恋の傷をいやすため、バケーションでお互いの住居を交換して過ごし、そこで出会った現地の男性と恋に落ちるものの、バケーションが終わると自分の国に戻らねばならずなかなか交際に踏み切れない2組のカップルに迫る、という国際遠距離恋愛の映画だったのです…!

内容としては結果的にはありがちな恋愛映画でしたが、どうしても遠距離恋愛に踏み込めないカップルたちの動向が他人事に見えなくて、終始ドキドキしっぱなしでした!!

結果的にその映画を観た後、お互いの遠距離恋愛に関する考えを話すような流れができ、しばらく経って彼から私に告白してくれたため、無事交際することができました。

 

自己紹介とタイムライン

はじめまして!YUMIです。

現在NY在住の恋人とお付き合いをしており、国際遠距離恋愛をしています。

将来アメリカで一緒に暮らすことができたら…ということで、ひとまず英語の勉強をしつつ渡米するためのビザや手段を模索しています。

 

しかし国際恋愛は、結婚というゴールを目指していくと立ちはだかる壁や考えることが多い!

このブログは、私自身がこれまで直面してきた出来事や考えをまとめる備忘録としつつ、もしかしたら他のアメリカ人の恋人がいる方の参考になればということで始めました。

 

とは言ったものの、今まで起こったことも含めると一体何から書き始めたらいいのやらなので、先ずは私たちのプロフィールを簡単にご紹介します。

 

私(YUMI)

1995年熊本生まれ。大学からは京都に住んでおり、国際文化を専攻。現在は塾講師として昼夜逆転した生活を送っている。高校と大学でイギリスに各1か月短期留学した。親がアメリカの帰国子女だったおかげで海外経験自体は豊富で、英会話が好き。

 

恋人

1995年アメリカ生まれ。幼稚園の途中から高校までは日本育ちで母国語は日本語。ニューヨークの大学に進学し、現在大学院の博士課程。

 

 

今後の記事では、私たちの出会いについてや日々のルーティン、デートについてなどを簡単にお話ししつつ、ブログの執筆に慣れたころから渡米に向けたビザ関連の情報や現時点での計画をお話しできたらと思っています。

 

私たちのTIMELINE

2021.2 SNS『Clubhouse』にてNY在住の彼と出会う。

2021.5 彼と恋人になる。

2021.8 初めて彼と会い1週間を共に過ごす。

2021.9 家賃を節約するため友人とルームシェア

2021.10.24 初めてのTOEIC

2021.10~11 J1ビザ、F1ビザについて複数のエージェントとオンライン面談。